夏はどこへ

2008年8月23日(土)23:24 投稿者 マギー

もう秋なのか?秋になったのか?
もう夏は終わったのか?夏は去ったのか?
今日、調子の悪かったエアコンの修理に来てもらったんだけど、
もう秋なのか?

毎年、春になるとわけもなくアッパーな気分になり、
秋になるとわけもなくダウナーな気分になる。

夏の終わりは、秋の始まりで気づく。
もうTシャツ短パンで寝たら風邪を引くの?
もうお風呂はシャワーだけじゃ風邪を引くの?
また風邪を引いて秋の始まりに気付くの?

こちとら風邪引いてる場合じゃない日々をすごしておるよ。
稽古も監督プロジェクトも絶賛進行中ですよ。

写真は今回のナイロンのチラシ。ナイロンは毎回チラシがすこぶるカッコイイ。
初客演した12年前はオシャレなチラシに自分の名前が載ったことがすこぶる嬉しかったもんだ。
もちろん、今回もすこぶるオシャレで嬉しい限り。なんせ広げりゃポスター並の大きさ!

ところが嬉しさ余ったのか、オレの写真、
完全に首が埋まってる。
何枚も撮ったのに、何故かこの首埋まり写真が使われてる。
いや、もしかしたら他の写真はもっと首がなかったのかもしれない。
いやいや、そもそもオレに首なんて元からなかったのかもしれない。

首ナシ芳一。

芳一はまさに首をかけて頑張っています。
人のシーンにも首をつっこんで稽古しています。
首を傾げられて首をすくめたりしながら
首根っこを押さえたり押さえられたりしながら
ケラさんが「これでいこう!」と首を縦に振るまで模索の日々です。

どうか首を長くしてお待ちください。

ダークナイト

2008年8月13日(水)03:42 投稿者 マギー

ナイロンの稽古はゆったりと、言うなれば贅沢な時間の使い方で進んでおります。
こないだのU−1の突貫工事的な、学園祭の準備的な、短期間でウォーっと勢いで駆け抜けるのとはそりゃもう気分的にも全く違うわけで、
これまた役者オンリーで参加しとるわけですからなんつーか焦っても逸っても仕方なく、このゆったり感を楽しんだもん勝ちで。
毎日のようにキャストで飲みに行ったり、有意義に過ごしております。

先日は稽古休みに映画『ダークナイト』を鑑賞。
満席の映画館の前のほうに7人ぐらいの外国人団体がいて。
彼らがバットマンの登場に「フー!(&指笛)」。
ジョーカーの悪巧みに「フー!(&爆笑)」。
大どんでん返しに「フー!(&拍手)」。
と、良いタイミングでリアクションするのが映画をより素晴らしいものにしてくれて。
最後にタイトルが出た瞬間の「フー&(スタンディングオベーション)」に便乗して自分も立ち上がりたくなるくらい面白かった。

オレ「ダークナイト」ってタイトルをカタカナでしか見てなかったから「暗い夜」ってことかと思ってたら違うのな。
だから最後に「DARK KNIGHT」ってタイトルが出たときは「おっそういうことだったのか!」って英語圏の人にはない、落語のオチ聞いたみたいな感動があって。
タイトルが英語表記でなかったおかげと、英語圏のお客さんたちのおかげで、映画自体が3割強増しで面白くなった。

いろんな偶然がすごくうまくいったケースですな。
本来なんか観に行って、隣の日本人客が「フー」とか言おうもんなら腹しか立たないだろう。
でも、その日どんなお客さんが来るかは誰にも選ぶことはできない。

「シャープさんフラットさん」。あなたが観にいらっしゃるとき、いろんな偶然が良い方に作用するといいなぁ。

熱帯やぁ

2008年8月10日(日)01:15 投稿者 マギー

暑いなぁ。ムーンってするなぁ。
家の中にいてもムーン。外に出てもムーン。昼も夜もムーン。
今のナイロンの稽古場って車で行っても駐車場から遠いし、電車で行こうもんなら20分は歩くのさ。

毎日、ムーンウォーク。

ほら、もう脳が沸いてます。そんな夏・体験物語‘08。

さて。来週の『33分探偵』に出るってこたぁ前も予告しましたが、
相方・福田雄一に続けとばかりに、この夏、私マギーの監督・脚本プロジェクトが進行しております。
今日は稽古休みを利用して一日中打ち合わせでした。
やっぱゼロから「よっこいしょー!」とモノを立ち上げるのはパワーが必要だけど楽しいもんで。
情報公開は夏の終わり・・・くらいになりますが、ちょいと変わったとこでオモシロを企んでます。
ま、ひとつお楽しみに。

この夏は「よっこいしょー!」「どっこいしょー!」とお祭りアンダー・ザ・ムーンです。
従って世界のスポーツ祭りには今年も一切の興味を示しません。

写真は最近買ったCD。ショーケンベスト・ジュリーベスト・キャンディーズベスト。何故か昭和。

あれよあれよ

2008年8月3日(日)03:09 投稿者 マギー

というわけで、次の舞台の稽古が始まっています。
韓国で食べたキムチのニンニク臭がまだ口に残ってるうちに始まってます。

10年ぶりのNYLON100℃への客演。

とはいえ、ケラさんの演出は『どん底』から続いてるんで10年ぶりって感じもなく。
今回は2チームに分かれての公演なので、全く顔を合わせない役者さんもいる。ナイロン50%。
役者の名前の中には「六角慎司」もあるが、彼とは別チームなのでおそらく最後まで一度も顔を合わさないだろう。

「シャープさんフラットさん」というタイトル。オレはブラックチーム。

ホワイトチームのことは全くわからない。ホントに顔も合わさない。
意識しないといえばウソになるが、オレは今は「こりゃ両方見たら楽しいだろうなぁ」と他人事のように楽観的で。
役者さんの中には全く意識してない人もいれば、ものすごく対抗心を燃やす人もいて。
少なからずどこか「ん?誰かと比べられてる?」感が稽古場にサワっと漂ってる。
今んとこ、このなんとなーしの居心地の悪さがなんとも心地いい、という変な感じ。
なんつーか自分のメンタリティを鍛える夏の修行って感もある。

この稽古場の緊張感、面白い作品になる予感がオレのニンニク臭を凌駕するイキオイでプンプンしとります。
ちなみにチケットはもうすぐ一般発売だとか。
お財布に余裕のある方は是非、黒白両方観ると楽しいかと。

来週の月曜になれば学校で職場で、話題になってること請け合いの今日始まったドラマ「33分探偵」。
U−1グランプリの相方、福田雄一が脚本・監督と大活躍のドラマです。
佐藤二朗ちゃんがレギュラーだし、今日はハセガワが出てたし、今後もU−1ゆかりのメンバーが登場していくみたい。
ちなみにオレは3話のゲストっす。
撮影現場で驚いた。
U−1の稽古場では高い声でうひゃひゃ笑って弁当食ってる相方が、あの福田雄一が、すげぇちゃんと監督してた。
あんた、オレがいなけりゃちゃんとやるんじゃない。もう。

写真は韓国土産の『のりチョコレート』(未開封)。
おそらく海苔の味、全然しないんだろうな。

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