ボルハのフレスコ

2012年8月30日(木)02:11 投稿者 マギー

明日の『遺留捜査』に出演してます。
元漫才師の役。相方役の加藤虎之介さんと初対面の日がいきなり漫才の収録。
“10年前のオーディション番組”って設定だったんだけど、ホントに初々しい緊張感で舞台にあがりました。
気持ちは“新人漫才師を演じる”という役者の精神だったんだけど、舞台にあがってあのマイクを前にすると
どうにもコント筋肉が条件反射で出てしまい、新人ってよりは中堅の安定感が滲みでてしまったような・・・。
ドラマのなかではたった数秒のシーンですが、加藤さんとのネタ合わせ、舞台袖での緊張感、すげぇ楽しかった!この夏の思ひ出!

話は変わって。
あのスペインのオバハンがキリストの絵を修復しようとした話、オモロイなぁ。
悪気ゼロ、本人は良かれと思ったことが周りには最悪の事態を招く。
要素としちゃ喜劇の典型だ。
世の中、得てしてそんなことがたくさんある。
熱意や好意ってのが、もう悪意にしかならないこと。
その罪なき悪意に翻弄される人たちの悲劇が傍からみると喜劇になること。
いつか小説にでも、って思ってる物語のテーマにぴったりの話だ。
『ボルハのフレスコ』って言うらしいね、小説のタイトルにしたいくらいだ。
そうなると「まえがき」はオバハンの話だな。
今そんなこと思ってる作家さんはいっぱいいるだろうから、早いもん勝ちだな、このタイトル。

ま、オレには小説執筆の予定は全くないんだけど。
予定のない「いつか」のために、あてもなくぼんやりと考えてるときが一番楽しい。
って秋元康さんも言ってた。

そんなこんなで今夜も更けていく・・・。

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