ホントかも(本と鴨)

2007年10月1日(月)01:43 投稿者 マギー

以前(だいぶ以前)『お笑い進化論』という本をここで紹介した。
(*昨今のお笑い芸人の『ネタ』を学術的に分析した珍しい内容で、中でジョビジョバの『メガホン&バイ』が取り上げられていた)
その著者である井山氏がまた本を出版されたようで。
『笑いの方程式〜あのネタはなぜ受けるのか』というタイトル。
この本の中でもまたもやジョビジョバのネタが分析されております。
名盤『ジョビジョバ・1stコレクション』の中から『家族会議』というコント。
「僕、バッファローになりたい!」ってヤツ。
氏、曰く『〈非現実の合理化〉という非現実シュールコントの原則を忠実に守った作品』だとか(笑)。

氏が至極マジメにネタについて学術的ワードで分析してる、それ自体がネタと考えれば面白い読み物。
興味のある人は自分で探してください。
しかしこの表紙、もうちょっとなんかなかったのかなぁ(笑)。

本といえば、こないだ本棚をガッサリ整理した。とっておく本と捨てる本の線引きは難しい。
一年前の引越しの際、『もう一度読みたいくらい面白かった本』は残し、それ以外はガッサリ捨てた。
一年が経って『そうは言っても多分もう一度読むことはない本』を捨てることにした。
結局200冊近く処分した。ブックオフにて8070円也。
じゃあ今本棚に残っている本は確実にもう一度読むか、っつうとそうでもない。
言ってみりゃ『せっかく本棚があるから並べてある本』だ。本棚のための本。次に処分するなら本棚ごとだ。

CDやDVDの処分の線引きも難しい。特にCD。
PCにインポートしてIpodで聞く手段を取っている今、確実にインポート済のCDはいらない。
でもまぁ、車で聞くにはCDのほうが音はいいし。
ある日PCのデータが全部、飛ぶかもわかんないし。
それにPCが盗まれることだってあるかもだし。
いつか歌詞カードを見たくなるかもだし。
そんな鴨出汁仕立ての捨てられないCDが並んでいる。

読む鴨、聞く鴨、見る鴨、着る鴨、いつか必要鴨・・・家中で鴨がガーガー鳴いている。

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