飲みっぷり

2006年5月18日(木)00:08 投稿者 マギー

今日は人間ドックに行ってきたのだ。
別にどこか怪しい心当たりがあるわけではなく、車のメンテナンスをするようなノリで4年ぶりにドックイン。
毎回辛いのがバリウムタイム。あのショッカーの改造人間の手術台みたいのに乗せられて
グルグル回されるのにはいつも閉口する。閉口した口の周りにはもれなくバリウムが垂れてるのも情けないし。

でもまぁ仕方ない、と今回もバリウム飲むつもりで行ったら「まーまーせっかくだから胃カメラ飲みなさいや」
と、正月に親戚のオッサンが酒を勧めるようなノリで胃カメラを勧められた。
一回ぐらい経験しとくかぁ・・・と軽く承諾したのが間違いだった!

なんだあの苦しみは!
喉にすすすーっと入ります、とグルメ番組のコメントみたいに説明された胃カメラ、
オレはもう、オエオエ言いまくった。オエオエーにプラス、グァエフ!って34年で初めて聞く巨大ゲップも出た。
人前で涙を見せないオレが人目をはばからずに涙を流し続けた。
一筋のヨダレもずっと垂れてた。
優しい看護婦さんが「肩の力抜いて、目を開けて遠くを見てください」と優しく声をかけてくれた。
言うとおりに遠くを見たオレの視界を、胃カメラを操作する医師の股間が塞いだ。
看護婦さんの言葉の三秒後の出来事だった。

何分経ったのか苦悶のときが終わり、医師がオレに言った。
「いやー初めてなのに上手いですよぉ。するする入りました」
あれで“するする”というのにも驚いたが、上手いですね、と言われてなんて答えればいいのか。
「いやーそれほどでもないっすよ」と謙遜すべきだったのか。
「なんでも飲み込みは早いほうなんです」とかうまいこと言えばよかったのか。
オレは、涙目でなんとなく会釈するしかできなかった。

ようやく麻酔が切れた昼過ぎ、昨夜から何も食べてなかったので、うまいもんを食おうと、
某有名うどん店に行った。少し太めでコシの強いうどんが人気の店。
口に入れたとたん、さっきの胃カメラの記憶が蘇った。喉ごしが完全に胃カメラだった。
しばらくうどんはやめとこう。


話は変わりますがブス恋、先週は「大河朝ドラ渡鬼」の別格ドラマを抜いたら、
今期のドラマで一位の視聴率でした!すごいねー。
オレは数字のことはわからずに書いてるけど、プロデューサーが嬉しそうなのがなにより。
出演者スタッフ、いつも夜中(朝)までがんばってます。
引き続き、ご覧のチャンネルで!

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