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結成時から最新ライブまで─マギーの解説付き
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1995年6月
プロデュース#3

『坂田マギー石倉』

下北沢・駅前劇場(6公演)
坂田マギー石倉
当時就職活動に揺れる長谷川、木下、六角を尻目に、坂田、マギー、石倉の3人のみでライブを行う。
「三人だけだったけど、当時の『イキオイマカセ』、三人出ずっぱりで20本あまりのコント集を敢行。『キネマの天使』『ポエトリーリーディング』のベースや、『石倉フィーチャーもの』、『YEAH!』の発想が生まれた。1stシングル『ボンゴレオ』にある『家族会議』はほとんどこんときにやったまんま。このライブには後日談があって、坂田が終わった翌日から顔面神経痛で顔半分の筋肉が不能に。ストレスからきたらしいけど、よっぽど辛かったんだな。三人のプレッシャーが。そんなにいじめた覚えはないけど…」

1995年9月
vol.7

『ジョビジョバ大花火』

浅草フランス座(7公演)
ジョビジョバ大花火
「浅草のストリップ劇場、フランス座で公演。たけしさんや、コント55号、渥美清さんと同じ舞台をふんだことになるわけだ。そんなフランス座でストリップ劇場の楽屋を舞台に“下町人情喜劇”をコバカにしたストーリーを展開。この作品から、みんなで創ったシーンをオレが最後に本にまとめるっていう今のリハーサルの形ができた。浅草の町にジョビジョバ目当ての長蛇の列。なんかわかんないで並んでた浮浪者もいたけど。それにしても主役のストリッパーがじじぃ(石倉)って設定がすでにシュールだよなぁ」

1996年3月
vol.8

『ジョビジョバ大宇宙戦争』

下北沢・駅前劇場(10公演)
ジョビジョバ大宇宙戦争
第一期ジョビジョバの集大成的作品。当日券を求めて劇場に来たお客さんの列は下北沢駅南口一帯を埋め尽くし、大混乱となる。
「テーマは“集大成”、密室劇のジョビジョバが定着してきたことに飽きてきて、それまで追求してきた要素をセルフパロディ化することで、いったんゼロに戻ろうって作品。宇宙船という密室でホラーあり、大仕掛けあり、感動ありのバカバカしさを徹底、オレの本も伏線はりまくりで集大成。坂田が着ぐるみでエイリアン(役名:エリ・アンナ)を文字通り熱演。熱こもりすぎて、着ぐるみ塗ったラッカーのシンナーが気化、袖で吐いてたよ。こんときから美術プランナーに今も一緒にやってる佐々木さんが入ってくれて、ビジュアル面でもランクアップ、ようやく自分たちで舞台を材木から作らなくてもよくなったのもこの作品から」

1996年7月

『モノレールに乗って』

天王洲アイル
スフィアMEX(9公演)
モノレールに乗って
「いよいよジョビジョバコント時代の到来。この頃の創り方はグループにわかれて創って発表会、そんな毎日。山ほどボツネタを生産。でも名作も多くて、今もやってる『OBASUN』はこのアルバムからのナンバーだし、オレが初めて黄色いメガホン持ったのもこん時。その後創られるコントたちの根っこみたいなコントばっかりだね、今思えば。はじめてツナギ着たライブもこれ。ちなみに『ジョビれば』のエチケットコップで着てた青ツナギ、こんときの衣装。コントとコントが繋がるとか、今やってることはまだ模索中」


'97年、この年ジョビジョバは
「演劇界とかいう小さなところでやれることは全部やっちゃおう」
と4本のライブを下北沢にて
「ジョビジョバ黄金への道」と称して行う。


1997年1月
新春SP

『ジョビジョバ'97』

下北沢・ザ・スズナリ(13公演)
ジョビジョバ97
「仮タイトルが『ジョビジョバのお正月だよ、ドラハッパー祭り』(笑)。ジョビジョバの笑いの要素のシュール、キャラクター、ベタ、の三本柱のオムニバスと、スピード、センス命のショートコントで構成。坂田の体育教師やマイティ菅原の原型を生んだ『朝会』、意味不明な会議シュールコント『東京ゾゼ―ル会議』、『明水の黒タイツショー』、とか名作もあれど、まだまだ新しい方向性を模索してたころだね」

1997年4月
ジョビジョバ黄金への道其の壱

『黄金猿〜マシラ〜』

下北沢・ザ・スズナリ(10公演)
マシラ
「タイトル思いついた瞬間、模索してた新たな方向性への答えがひらめいた記念碑的作品。このライブから今のコントライブの形、コントが絡み合って進んでいくってのができた。スタッフワークもオレにないものをだしてくれって要請にこれまでにないダークな質感で応えてくれた。ちなみに音響スタッフにハンダース軍曹が入ってくれたのもここから。着実にジョビジョバファミリーとしていいスタッフがついてきて、オレの演出もどんどん、いい意味での“ワガママ”が言えるようになってきた」

1997年7月
ジョビジョバ黄金への道其の弐

『黄金王』

下北沢・本多劇場(7公演)
黄金王
「呪われた『ジョビジョバ大憲章』を完全リニューアル。とにかく衣装や髪型、舞台セットと凝りまくって、“超大作”再び。初めてのデカイ空間を意識した演出は結果、ドリフタ―ズへのオマージュ的作品に。明水は巨大な柱が倒れて、それをアタマでうけるという体をはったギャグをイヤな顔しまくりでやり遂げた。立派。長谷川、オレ茶髪、六角、坂田ドレッド、石倉モヒカン、明水ヒゲ生やしすぎのコスプレも楽しかった。ちなみにコノ作品見た美術佐々木さんの息子さん(当時小3)爆笑悶絶。子供にウケた!!」

1997年12月
ジョビジョバ黄金への道其の参

『黄金の6人』

下北沢・駅前劇場(25公演)
黄金の6人
ジョビジョバ初のロングラン
「前回とはまたうってかわって、“空気感”をテーマにじっくりとした密室劇を久しぶりに公演。クライマックスのない話を一度やってみたくて、会話のテンポとキャラクターだけで90分見せきってみた。舞台は大学の学園祭によばれたお笑い芸人の控え室。とにかく丁寧に毎日やった記憶があるなぁ。コレ、実はキャスト入れ替えて再演したいんだよ、ずっと先でもいいから。また違う形で蘇らせたい作品」



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